Sorry. Written only in Japanese.


X でマウスの挙動が不審だと思っていたら...

新しいマシーンに debian を入れました。 大体うまくいったのですが、Xでマウスの挙動がどうもおかしいのです。 7〜8割方の時間は機嫌よく動いているのですが、 時として、突然マウスのコントロールが効かなくなって 画面の端に飛んでいきます。 それだけならまだいいのですが、 クリックが入ったままになってしまい、 kterm が開いていれば勝手にペーストして思わぬコマンドを実行、 エディターが開いていれば勝手に書き込むという、 安心しては使えない状態でした。 ビデオチップは Matrox Millenium G450 で woody の XFree86-4.1.0 にして、 Matrox からドライバーを取ってきて入れていました。 そういえば、NVIDIA FeForce MX420 を積んでいるマシーンを 設定した時にも同じような症状が出たような。 検索をしても G450 で同じような症状になっている事例が すぐには見つからず、 途方にくれていたのですが...

原因は単純にも

「gpm と干渉していた」
でした。 その昔、私がはじめて linux を使った頃(1995年頃)には 「gpm を動かすとXがうまくいかないことがある」と言われ、 gpmは無条件に避けていたのですが、 その後 gpm と X を同居させても問題が発生するようなことはなくなり、 コンソール画面ではgpmも使うようになって このような教えはすっかり忘れていました。 そんな記憶の彼方の大昔に気にしていた問題が原因だったとは。

原因がわかってから検索すると、gpm と X の干渉の話、 最近でもないわけではないのですね。 「gpm が X に干渉するという不具合は とっくに修正されているのだとばっかり思っていたのですが、 昔のそんな話を思い出して...」 と私と同じような感想を持っている方もいらっしゃるようです。

2003年 4月17日

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